LTV分析、サイトの問題点洗い出し、SEO観点のページ分析――売上UPには基礎を押さえることが大切【ネッ担まとめ】

モールだとあまり見ない数字ではありますよね。それもそのはず、モールと自社サイトはそもそも購入意欲がまったく違うからです。

しっかり行動分析をして、サイトの問題点をきちんと洗い出す。買い物のボトルネックをしっかり洗い出した上で修正し、離脱を減らす。洗い出してみると、「意外とこの辺りは何も見ていなかった」という場合も多々あります。

また、「売り上げが下がってきたからリニューアルをする」というのも、そもそも健康診断をしっかり行って、何がボトルネックになっているのか・何が問題かを把握してからとりかかっていますか？ 問題点がふんわりしている場合があるのではないでしょうか。

しっかりとLTVの分析を行うということですね。一番わかりやすい計算方法としては、「新規顧客が何人で、既存顧客が何人残る。だから今年は新規のお客さまを何人呼ばなくてはいけない」というもの。自社サイトに関しては、この辺りをしっかり考えることで売り上げの基盤が作れます。「F2転換率」をしっかりフォローアップすることで、売り上げをゆっくりと雪だるま形式で増やしていきましょう。

少し話が逸れるかもしれませんが、いつリピートするのか・どのタイミングで次購入されることが多いのかなどを月別で調べてみると、もしかしたら意外な発見があるかもしれませんね。また、会員・非会員でも動きが変わってきますので、「どうやって会員になってもらうか」といった問題点も浮き彫りになってくるかもしれません。

そしてやっぱり基礎が大事！ あなたのサイトはきちんと各ページのメンテナンスができていますか？ 売れている店はしっかり対策しています。広告やCVR、PVばかりに目を向けがちですが、ページの細かい設定は大丈夫でしょうか？ 「制作会社に依頼して作ってもらったから大丈夫！」と思っていても、ボロボロなケースがあるので、一度しっかりチェックしても良いかもしれません。

制作会社のなかでも、SEOの得意・不得意が分かれます。この辺りは本当にバラバラです。制作会社だからすべてのことに対してプロフェッショナル、なんてことはありません。

紹介した記事はまだまだ続くのですが、ずっと解説しているとあまりにも膨大な量になってしまうので、続きは是非本編でご確認ください。上記3つのポイントに関して、しっかり対策を練れていないお店もたくさんあると思います。

また、記事内の「数字で振り返る成長曲線」というスライドをよく見ると、二天紀の山本さんと「マンゴハウス」の金城さんがどのような取り組みを行ったのかがざっくりわかります。自分達のお店にはめ込んでみると、ヒントがあるかもしれませんね！

ということで、「行動分析」「階段図分析」「SEO観点のページ分析」――まずは今回ピックアップしたこの3点をしっかりやってみて下さい！ まずはそこからですね。

BtoCだけでなく、BtoB-ECも大きくなってきています。よく考えれば、toCよりもtoBの方がお金も使うし、必要なモノは多いですよね。

昔はあまり見ていませんでしたが、2024年から注目を集めている物流ニュース。個人的に日本郵政の話題が頭に残っていますが、物流業界では改正物流2法が1位に！

リモートワークって理想的ではありますが、集中力や生産性なども考えて対応する必要はありますよね。個人的には、仕事環境を整えられるのであればすごくいいなとは思っています。

まだ価格は発表されていませんが、131言語に対応ってすごいな。日本語は擬音語など表現が難しい部分があるけれど、期待値は上がりますね。

「CVRをどうやったら上げたらいいのか」と、たまに相談を受ける。自分は「接客」という言葉と「事売り」ということを言っていますが、お客さまが何を求めているかをしっかり把握して、丁寧に対応することが必要ですね。

個人的に「深いな」と思った言葉。記事内では“工場の裏側、資材の背景、仕込みの時間。お客様が「知りたい」と言えば、社内の反対を押し切ってでも見せる。新しい時代の消費行動において、この覚悟は不可欠だと感じました”という部分なのですが、時間、稟議、人、これらすべてにおいて非常に重要なポイントが”覚悟”だなと。個人的にはあまり使ってこなかった言葉ですが、グサっと刺さった二文字です。

確かに、何かあると「工場の時間がなくて内部は見せられない」「稟議が下りなくて」「時間がない」「人がいない」なんていう言い訳が多くなってしまいがちですが、公開すればするほど信頼されやすくなりますよね。

リアルの現場の写真も嫌がる場合が多いですが、商品ページ内のお店の写真、作業中の写真、製造現場などを公開する――人と人とのコミュニケーションもそうですが、自分のことを包み隠さず話さないと、相手に心を開いてもらえないのと一緒ですよね。

ただ、会社は組織なので、会社としての「覚悟」が必要になる。当たり前だけれど唸ってしまった。

今回が2025年最後ということで、今年もありがとうございました！ また来年「ネッ担まとめ」でお会いしましょう！