主要SNSのユーザー数TOPは「LINE」、2位は「YouTube」、3位は「instagram」。「Threads」が2年間で急拡大

インターネット行動ログ分析によるマーケティング調査・コンサルティングサービスを提供するヴァリューズはこのほど、国内30のSNSアプリを対象とした「SNSユーザー数ランキング」調査（2023年8月～2025年8月）を発表した。

8:30

ヴァリューズは、国内30のSNSアプリを対象に実施した「SNSユーザー数ランキング」調査（2023年8月～2025年8月）の結果を発表、主要SNSのユーザー数トップは「LINE」で、「Threads」「BeReal.」が急成長していることがわかった。

2025年8月時点の主要SNSの月間アクティブユーザー数（MAU）ランキングは次の通り。

そのほかでは、「X（旧Twitter）」、「Facebook」、Metaが提供する「Threads」がトップ10入りした。「Instagram」は2年間でユーザー数が19%増。「X」「Facebook」のユーザー数は横ばいだった。

2023年から2025年の2年間で最も高い成長率を記録したのは「Threads」「BeReal.」。「Threads」はサービス開始から2年でユーザー数1230万人、222%増という急成長を遂げた。「BeReal.」は2025年8月時点で113万人、937%増と若年層を中心に利用が拡大している。

急成長を果たしている「Threads」のMAU推移を見ると、2023年からの2年間で順調にユーザー数を伸ばしている。

「Threads」ユーザー属性は、男女比が男性46%、女性54%。年代別では20代が24.8%と最も多かった。

また、月の平均アプリ起動日数では「1～5日/月」のユーザーが57%を占め、週1回程度の利用が中心となっている。

同じテキスト投稿型SNSであるXでは、月の平均アプリ起動日数「1～5日/月」のユーザーが33%にとどまり、「Threads」はライト層の利用が多いとした。

ヴァリューズは今回の調査から、国内SNS市場は主要プラットフォームの安定基盤に加え、新興SNSの急成長による多様化・細分化が加速していると分析。特に「Threads」「BeReal.」の台頭は、「映え」よりも「リアル」や「気軽さ」を重視するユーザーのニーズ変化を示唆しているとした。

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