ECサイト運営は効率よく「PDCA」を回すことが成長の鍵。エルテックスの提言
EC/通販管理の統合ソリューションを提供するエルテックス。EC/通販管理の統合ソリューションを提供するエルテックス。4月1日からは、広告効果分析から優良顧客化を一括で行う「eltexCX」のサービス提供も始めている。常務取締役 森 久尚氏に、2015年のEC市場などを占ってもらった。
販促活動などマーケティングの多様化が進む
――2015年のEC市場は前年(2014年)と比べてどのような環境になると考えていますか?
自社ECサイトのスマホアプリ化が伸長し、スマホブラウザに対してスマホアプリの接触時間が2倍といわれる現在、アプリ対応する自社ECサイトも多くなってきました。
2015年度は、自社ECサイトのスマホアプリ化が更に伸長。ユーザー行動に基づいたPush通知や端末IDを用いた販促活動などマーケティングの多様化が進むと考えます。
――今後、成長を持続していくためにはどんなことが必要だと考えますか?
EC市場規模は、右肩上がりが続くと思われますが、通販事業者間競争は激化。
ユーザーのマルチデバイス利用に伴う、オムニチャネル行動も加速し、ますますEC運営は難しくなるでしょう。
こうした環境変化のなか、いかに効率よく「PDCA」を回せるかが成長持続の鍵と捉えています。
エルテックスでは、通販事業者のパートナーとしてお互いに成長するためにも、マーケティング領域まで踏み込んだトータルソリューションが必要だと考えています。
――2015年、貴社ではどのようなことに取り組みますか?
エルテックスはEC/通販管理の統合ソリューションを提供しています。
ECのみならず、電話・FAX・店舗からの多様(オムニチャネル)な受注も一元管理できることが特長です。
今年は、通販行動におけるオムニチャネル化に対応したソリューションを強化。購買行動を可視化できる自社開発BIツール、それに連動したリコメンドシステム、スマホ向けECアプリなどを展開します。
2015年、競争が激化するEC市場で、通販事業者の飛躍に貢献できるようなソリューションを「OneStopでリーズナブル」をテーマに提供していきます。
- 所属企業名:株式会社エルテックス
- 回答者:常務取締役 森 久尚氏
- 主なサービス:eltexDCなど