瀧川 正実 2015/7/22 6:00

家電量販店のラオックスは8月1日、アリババグループが運営する「天猫国際(Tmall Global)」に「ラオックス海外旗艦店」をオープンする。今回の出店で展開する海外ECサイトは5店舗目。旗艦店としては親会社が運営するBtoC向けECプラットフォーム「蘇寧易購」に開設したサイトに次ぐ大型出店になるという。

「ラオックス海外旗艦店」では、メイドインジャパンの人気商品を中心に取りそろえる。「メイドインジャパン商品を買うなら『ラオックス』というブランドの形成を図っていく」としている。

ラオックスはこれまで、海外ECサイトとして「銀聯オンラインモール日本館」「楽天グローバルマーケット」「蘇寧易購 ラオックス旗艦店」「アマゾン USA」を出店している。

ラオックスは天猫国際に出店

2014年に中国ECサイトとして「蘇寧易購 ラオックス旗艦店」を立ち上げている

「Tmall」への出店については、アリババグループの日本法人、アリババが提供する中国EC出店支援サービス「チャイナパスポート/チャイナエクスプレス」を利用する。

サイトの構築やプロモーション戦略策定、顧客対応、物流、決済までワンストップのサポートを受ける。

中国インターネットリサーチのiResearchによると、2014年の中国EC市場(BtoC、CtoC)取引総額は2兆7890億元(約56兆円)、2015年には3兆9550億元(約79兆円)を突破する見込みとされている。

この記事が役に立ったらシェア!
これは広告です

ネットショップ担当者フォーラムを応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]

[ゴールドスポンサー]
ecbeing.
[スポンサー]