中川 昌俊 2016/2/10 6:00

ディー・エヌ・エー(DeNA)が2月5日に発表した2015年4~12月期第3四半期)連結業績によると、2015年10~12月のショッピング取扱高は前年同期比8.1%減の159億円となった。

2015年7月にKDDIが提供するキャリア決済サービス「auかんたん決済」の決済額が引き下げられ、「auショッピングモール」の流通額が大きく落ち込んだことが影響した。

DeNAのショッピング取扱高は、「DeNAショッピング」「auショッピングモール」「SEIYUドットコム」などの流通額を合算した金額。

これまでユーザーの利用状況や支払い状況に合わせて設定されていた「auかんたん決済」の月間利用限度額が、2015年7月に一律で1ユーザーあたり1万円に引き下げられた。

従来、8万円ほどの利用限度額いっぱいまで利用していたユーザーも多かった。限度額の引き下げで、「auショッピングモール」の流通額が減少。1人あたりの購入単価が高くなる年末に大きな影響が出たという。

「DeNAショッピング」はキュレーションメディアとの連携などで、順調に流通額を拡大。「auショッピングモール」の流通額減少による影響が大きかったとしている。

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