中川 昌俊 2016/8/17 10:00

ディー・エヌ・エー(DeNA)が8月10日に発表した2016年4~6月期(第1四半期)の連結業績によると、ショッピングの取扱高は前年同期比12%減の146億円だった。

2015年7月にKDDIが提供するキャリア決済サービス「auかんたん決済」の決済額が引き下げられ、「auショッピングモール」の流通額は前年割れが続いている。

DeNAのショッピング取扱高は、「DeNAショッピング」「auショッピングモール」「SEIYUドットコム」などの流通額を合算した金額。

ユーザーの利用状況や支払い状況に合わせて8万円前後に設定されていた「auかんたん決済」の月間利用限度額が2015年7月、1ユーザーあたり一律1万円に引き下げられたことで、流通額のマイナスが続いている。

第2四半期以降は決済額引き下げの影響が一巡するとして、前年割れは収まる見込み。注力領域の食料品や日用品の取扱高は伸びているため、第2四半期からは成長基調に戻すとしている。

なお、第1四半期期のEC事業の売上高は同6.9%減の46億3600万円、セグメント利益は同33.5%減の3億8200万円。

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