Web接客ツールの導入でCVRが73%UP、KDDIとルクサのECサイト
Web接客ツールを活用した配信グループと非配信グループのCVRを比較した際、73%もCVRに違いが出た
EC向け販促支援のSocket(ソケット)は、KDDIとルクサが運営している「au WALLET Market powered by LUXA」に、ユーザー行動に合わせた接客・販促が展開できるスマートフォン(スマホ)ECサイト向けサービス「Flipdesk(フリップデスク)」を導入、サイト全体のコンバージョン率(CVR)が73%増加したことを明らかにした。
「Flipdesk」は、スマホ向けECサイト上で接客体験を提供する販促プラットフォーム。導入企業では、顧客単価は35%増、離脱率が40%下がったといった事例も出ている。
計測方法は、「Flipdesk」の配信グループと非配信グループのCVR(CV/セッション数)を比較し、その改善率を計測した。期間は2016年3月1日~21日の配信期間内で算出。
実施施策
- 残り在庫や時間を告知
残りの在庫や販売期間がわずかな商品をユーザーが閲覧しているときに、ポップアップメッセージで案内 - 便利機能の案内
複数の商品をまとめて届けするサービス「おまとめ配送」の認知度が足りていないという課題があった。ユーザーが「おまとめ配送」の対象商品を閲覧しているときにサービス紹介をポップアップメッセージで案内 - キャンペーン告知
すべての商品が送料無料になる期間限定キャンペーン中に、特設ページへ誘導した
効果があがった要因
- 施策改善のPDCAサイクルを早く回した運用体制
Socketは、「Flipdesk」の施策を考案、設定、検証、改善することができる運用チーム社内に置いている。クライアントの承認を得てから配信を行う通常の方法ではなく、事後承認などの体制をルクサの運用担当者と整え、PDCAを高速サイクルで回した - 最適なタイミングで最適なターゲットに合わせた接客施策
サイトの特性にあわせた施策、便利機能やキャンペーンなどの訴求を実施。ユーザーに有益な情報を届けることが効果につながった
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