ECなど流通事業者と宅配業者のパートナーシップを築くための「宅配研究会」が発足
「宅配研究会」は通販・EC事業者など流通業者と荷主の健全なパートナーシップを築くための活動を行う
通販物流代行・物流コンサルティングなどを手掛けるイー・ロジットの角井亮一社長が中心となり、通販・EC事業者など流通業者と宅配業者の健全なパートナーシップを築くための活動を行う「宅配研究会」を設立したことが分かった。これまで会員による勉強会が5回ほど行っており、今後も定期的に開催する。
宅配研究会は現在、流通事業者や3PL事業者の25人で構成。幹事は5人。代表幹事はイー・ロジット角井社長。
研究会の活動目的は「宅配が、安定的供給と安定的価格が続けられるよう、健全な宅配事業者間の競争下で、事業者と荷主の健全なパートナーシップを築くために活動する」としている。
研究会発足は、2012年頃から宅配便が通販・ECなど流通業界の発展が足かせになる可能性が出てきたため。ネット通販の急速な成長により宅配便市場にも大きな変革が生まれ、市場の独占化や寡占化が進んだ。こうしたことで通販やECなどの流通事業者にも影響が出始めていると指摘する。
昨今の配送料の値上げもあり、現在の安定供給と安定的価格の2つが揺らいでいるとも言及。重要な課題となっている宅配について、研究会は事業者と宅配業者の健全なパートナーシップを築くために活動する。
研究会は将来の憂いを解消するという意図があり、守秘義務を徹底。参加会員、研究会の内容などは非公開としている。
これは広告です