渡部 和章 2018/4/11 9:00

RIZAPグループの子会社で雑貨や家電などを販売するイデアインターナショナルは、バッグ製造大手のシカタを買収する。商品開発のノウハウを共有するほか、販売チャネルの相互活用や生産流通の効率化などに取り組む。

全株式を約16億円で取得する。株式取得予定日は4月27日。

シカタはバッグのOEMなどを手がけており、2017年2月期の売上高は21億4500万円。

イデアインターナショナルはインテリア雑貨やキッチン家電、オーガニックコスメなどを販売している。販売チャネルは直営店とECサイト、卸。2017年6月期の売上高は前期比17.0%増の72億500万円。シカタの完全子会社化で、2018年6月期の連結売上高は90億円となる見通し。

イデアインターナショナルはECを強化している

EC売上は拡大を続けている

イデアインターナショナルはシカタを買収後、次の取り組みを進めるとしている。

  • EC分野における販売見直しによる収益構造の強化
  • トラベルグッズブランド「ミレスト」のバッグカテゴリーに、シカタのバッグブランド「Y’SACCS」「LA BAGAGERIE」のノウハウを生かすことでブランド価値を高める
  • バッグの企画・製造・販売に関するノウハウ、人員、物的経営資源を相互に活用し、双方の事業の発展と企業価値の向上を図る 
  • 2社の生産流通における効率化
  • シカタのSPA事業におけるコラボレーション商品の開発
  • 新たなカテゴリーの開発による2社の収益拡大
  • 2社の販売チャネルを活用することによる収益向上
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