家電EC大手のMOAグループが投資ファンドの完全子会社に。東京スター銀行も資金供給
MOAはサンライズ・キャピタルとの資本提携で、取扱商品の拡大やサービスの多様化を加速化させる
家電EC大手のMOAは3月16日、投資ファンドのサンライズ・キャピタルの完全子会社になった。MOAはサンライズ・キャピタルとの資本提携により、取扱商品の拡大やサービスの多様化を加速化させるとしている。
サンライズ・キャピタルは3月16日付でMOAグループの全株式を取得。MOAの代表取締役社長には、サンライズ・キャピタルの山口龍平氏が同日付で就任し、創業オーナーの金南亭氏は会長に就いた。
MOA買収において、東京スター銀行が資金供給や契約締結までの支援を行なったことを明らかにしている。東京スター銀行によると、MOAグループの業容拡大を担ってきた創業オーナーの金氏が、事業の一層の成長を遂げるために経営基盤の強化を図るため、サンライズ・キャピタルと資本提携を行ったとしている。
MOAグループはMOA、MOA STORE、MOA酒販の3社で構成されている。2004年の設立以来、家庭用電化製品などを扱うECサイト「PREMOA」の運営を中心に事業を展開。2013年にはプライベートブランド「maxzen」の販売を開始した。
公式サイトによると、第13期(2017年6月期)の売上高は前期比約12%増の323億円。
サンライズ・キャピタルは2006年設立。日本国内の中堅企業への投資に特化したプライベートエクイティファンド。
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