ECのスマホ利用率は最大で50%(20代)、購入経路の7割はブラウザから【CRITEO調査】
ネット通販でのスマホ利用率は全体で33%、最も高いのは20代の50%
CRITEO(クリテオ)は7月30日、「サマーセールに関するオンライン・ショッピング動向調査」の結果を発表した。調査対象は、ネット通販の利用経験がある全国の20~59歳までの男女600名、調査期間は2018年7月末。
ネット通販の利用デバイスはPCが主流
調査結果からネット通販全般の利用動向を見ると、20代~50代の約6割が1か月に1回以上、ネット通販で買い物をしていることがわかった。
ネット通販で最も利用するデバイスは、PC(63.3%)がスマートフォン(33.1%)を上回った。年代別でみると、20代ではスマートフォンの利用率が50.4%と半数を超え、年代が上がるほどPCの利用率が高い。
ネット通販を利用する理由は、「実店舗よりも安く買えるから(60.2%)」、次いで「いつでも利用ができるから(53.7%)」「品揃えが豊富だから(48.3%)」となり、利便性についての回答が多い。
デバイスごとの購入を決断できる上限金額は、PCが平均21,535円、スマートフォンが10,101円だった。
購入経路の7割はブラウザ、アプリは2割
オンライン上で商品探しに費やす時間は、平均で1日50分ほど。通販サイトを見る時間帯は、平日は「夕食前~就寝前」が最も多く、休日は「午後の外出中」が最も多い。
商品購入はアプリとブラウザ、どちらを使って行われているのか。「ブラウザ経由・アプリ経由・その他・あてはまるものはない」の質問では、ブラウザ経由(73%)、アプリ経由(25%)となった。
ネット通販経験者の56%がショールーミングを経験
実店舗で商品を見た後に、ネット通販サイトで同じ商品を比較して購入する「ショールーミング」については、経験があると56.8%が回答した。
店頭で見た商品との価格比較のタイミングは、店で商品を確認してすぐ(15.2%)よりも、家に帰ってから(31%)が多い。
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