EC売上高120億円めざす西松屋、関西に2拠点目のEC専門物流センター
午前中の注文を当日中に発送するほか、顧客が同時に注文した商品の一括発送も可能
子供服・ベビー用品の西松屋チェーンは9月26日、ネット通販事業を強化するため、主に西日本地域をカバーするEC専用配送センター「ネット西日本センター」を兵庫県姫路市内に開設すると発表した。2018年11月に稼働する。
西松屋チェーンは2016年12月、同社初のEC専用配送センター「ネット東日本センター」を茨城県常総市内に開設。主に東日本地域で配送日数の短縮や、複数の商品の一括配送などを実現した。
「ネット西日本センター」を開設することで、注文翌日に商品が到着する地域が拡大する。また、ECサイトの出店先を増やしていることを踏まえ、物流の効率化と合理化を図るとしている。
「ネット西日本センター」は「ネット東日本センター」と同様に、午前中の注文を当日中に発送するほか、顧客が同時に注文した商品の一括発送も可能。
西松屋のEC売上高は2016年2月期が約18億円、2017年2月期は約26億円、2018年2月期が約33億円と拡大を続けている。
2023年2月期にインターネット販売売上高(EC売上高)を120億円とする中期目標を設定した。
ECサイトは楽天市場、Amazon、Wowma!、SHOPLISTなどに出店。Wowma!を「公式オンラインストア」と位置付けている。
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