「楽天市場」「Amazon」のクチコミは約7割のユーザーが「信用している」
さまざまなサービスに関するクチコミを掲載する「クチコミクス」を運営するアルカスが実施した、ECモールなどに投稿されたクチコミの信用度に関する調査によると、Amazonや楽天に投稿されたクチコミを信用していると答えた割合は、それぞれ約7割だった。
調査では、「Amazon」「楽天」「食べログ」「@cosme」「じゃらん」をよく利用しているユーザー、それぞれ500人にアンケートを実施した。
信用度の基準(選択項目)として「素直に信用してる(信用度90%以上)」「それなりに信用してる(信用度70%)」「あまり信用してない(信用度30%)」「ほとんど信用していない(信用度10%以下)」の4種類を提示した。
「Amazon」のクチコミの信用度では、「素直に信用してる」が14%、「それなりに信用してる」が56%で、合計70%が信頼していると答えた。
「あまり信用してない」は27%、「ほとんど信用していない」は3%だった。
信用していないと答えた理由として、「★5のレビューで具体性が全くない文章がある」といった意見があったという。
「楽天」のクチコミの信用度に関する調査では、「素直に信用してる」が17%、「それなりに信用してる」が52%で、合計69%が信頼していると回答した。
「あまり信用してない」は29%、「ほとんど信用していない」は2%。
信用していないと答えた人の意見として、「発売して間もない知名度の低い商品に高評価がたくさんついてることがある」といったものがあったとしている。
商品に不満があるほどレビューを投稿する傾向
商品に対する満足度と、レビュー投稿の関係を調査した。その結果、商品に対して「予想よりも悪かった」と感じたときにレビューを投稿するユーザーが多かった。
「どんな時にレビュー(クチコミ)を投稿する?」という設問において、選択肢として「予想以上に商品の質が良かった時」「商品の質が予想通りだった時」「予想以上に商品の質が悪かった時」「その他」の4つの中からもっとも当てはまるものを選んでもらった。
その結果、「予想以上に商品の質が悪かった時」が55%で最多。次いで「予想以上に商品の質が良かった時」が21%だった。
調査概要
- 調査対象:「Amazon」「楽天」「食べログ」「@cosme」「じゃらん」
- 調査方法:Webアンケート(クラウドワークス)
- 調査期間:2018年11月15~17日