実店舗の買い物で「LINEポイント」がもらえる 「SHOPPING GO」、LINEの新サービス
LINEは12月7日、実店舗での商品購入時に「LINEポイント」を付与するサービス「SHOPPING GO」の提供を開始した。コミュニケーションアプリ「LINE」内に表示される専用バーコードを店頭のレジで読み取ることで、購入金額に応じてポイントが付与される。
ファッションブランド「earth music&ecology」が国内286店舗で7日に導入した。年内には家電量販店の「ビックカメラ」「コジマ」「ソフマップ」での導入を予定している。
専用バーコードはLINEウォレット内の「マイカード」と連動しているほか、「LINEショッピング」のオンラインショップページでも表示される。ユーザーは、新たにアプリをダウンロードしたり、ポイントカードを持ち歩く必要がない。
位置情報を使って「LINEポイント」がもらえる実店舗を検索することも可能。
先行導入で来店促進効果を確認
2017年12月、大手EC企業の実店舗において「SHOPPING GO」と同様のキャンペーンを実施したところ、店舗全体の購入者の約3割がキャンペーン経由で商品を購入したという。
この結果を受け、「LINEポイント」を付与することで、来店促進効果が見込めると判断した。
今後、ユーザーが導入店舗に近づくと「LINE」で通知する機能の実装も予定している。
「LINEショッピング」は会員2200万人超え
LINEは、「LINE」のユーザーをECサイトに誘導するポイントサイト「LINEショッピング」を2017年6月から提供している。商品購入額に応じて「LINEポイント」が付与され、貯まったポイントは1ポイント1円換算で「LINE Pay」などで使える。
「LINEショッピング」の掲載商品数は、ファッションや家具、化粧品など2億品目以上。会員数は2200万人以上、月間アクティブユーザー数(MAU)は1000万人を超えているという。