【アスクルのEC売上】中間期のBtoCは326億円(流通総額333億円)、「LOHACO」は257億円
「LOHACO」の売り上げが伸びたほか、ペット用品通販の「チャーム」を連結対象にしたことで大幅増収
アスクルが発表した2018年6-11月期(中間期)における一般消費者向けEC(BtoC事業)の売上高は、前年同期比56.1%増の326億円だった。BtoC事業のうち、「LOHACO」の売上高は同43.9%増の257億円。
BtoC事業は「LOHACO」の売り上げが伸びたほか、ペット用品通販の「チャーム」が連結対象に加わったことで大幅増収となっている。アスクルは2017年7月にチャームを買収した。
BtoC事業の営業利益は44億円の赤字。「LOHACO」事業の営業赤字44億円が響いた。
BtoCの流通総額は333億円で、通期は692億円を計画
2018年6-11月期におけるBtoC事業の流通総額は、前年同期比58%増の333億円。BtoC事業の流通総額とは、「LOHACO」の売上高に「LOHACOマーケットプレイス」経由での取扱高とチャームの売上高を加算した数値。
2019年5月期における流通総額の計画は、前期比34%増の692億円。
「LOHACO」は独自商品強化、通期売上高548億円を計画
2019年5月期における「LOHACO」の売上高計画は、前期比31.3%増の548億円。
アスクルは「LOHACO」のオリジナル商品の取り扱いを拡充。2018年5月には「Yahoo!ショッピング」へ出店し販売チャネルを拡大した。
2019年1月10日から、「LOHACO」の配送料金を改定する予定。配送料が無料になる注文金額の条件を、現在の「税込1900円以上」から「税込3240円以上」に引き上げる。
一方、基本配送料は350円から216円に値下げし、利便性を維持。買い回りを促進するとともに、送料改定で利益面の改善につなげる。
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