ビックカメラの連結EC売上は通期で1000億円突破の見込み。2Qは25%増の517億円
ビックカメラ単体は前年同期比25.4%増収、コジマ単体は同36.6%増収だった
ビックカメラの2018年9月~2019年2月期(中間期)連結決算におけるグループのEC売上高は、前年同期比約25%増の517億円だった。EC化率は11.7%。通期ではEC売上高1000億円を計画している。
ビックカメラグループのEC売上高は、ビックカメラ、コジマ、ソフマップのEC事業の売上高と、楽天ビックへの卸売りを合計した金額。
ビックカメラ単体のEC売上高の増収率は同25.4%増。コジマ単体の増収率は同36.6%増だった。
アプリのリニューアルや楽天ビッグのサービス拡充を実施
2018年11月に、ビックカメラの公式アプリをリニューアルした。デザインを刷新したほか、商品カテゴリごとにお薦め商品や記事を表示する「My カテゴリ」や、店頭で商品のバーコードを読み取るとアプリに履歴が残り、ECサイト「ビックカメラ・ドットコム」で商品情報を確認できる「バーコードスキャン履歴」などを追加した。
12月には、楽天との共同出資会社が運営する「楽天ビック」のサイトをリニューアルした。「楽天ビック」のサイト内でビックカメラの実店舗の在庫を取り置きできる機能を導入。また、一部地域で当日配送や翌日配送(あす楽)の配送時間を指定できるようにした。
ビックカメラのEC売上高は拡大を続けており、2019年8月期はグループ全体で1000億円突破を計画している。2018年8月期のEC売上高は864億円だった。
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