日本郵便が商品の受取方法を拡充、ヤマト運輸出資の「PUDO」で受け取り可能に

Packcity Japanが運営するオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」のうち、首都圏の駅や駅周辺に設置された一部の「PUDOステーション」を、日本郵便の宅配型ロッカー「はこぽす」として利用する

瀧川 正実

2019年6月3日 11:00

日本郵便は5月30日、Packcity Japanが運営するオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」のうち、首都圏の駅や駅周辺に設置された一部の「PUDOステーション」を、日本郵便の宅配型ロッカー「はこぽす」として利用すると発表した。

Packcity Japanはフランスの企業とヤマト運輸が出資している。ヤマトが展開する宅配型ロッカーで日本郵便の「ゆうパック」が受け取れるようになる。利用開始日は6月3日。

サービス提供箇所は首都圏315か所

商品購入時や再配達時に、受け取り場所を「PUDOステーション」と指定することで、利用できる。

商品音購入時に指定する場合、インターネット通販サイト・フリマアプリなどの商品購入時に、「はこぽす」で受け取りが可能な商品の場合、受け取り場所して「PUDOステーション」を指定できる。

再配達時に指定する場合、日本郵便尾MyPost「再配達(はこぽす)のお申し込み受付」から再配達を申し込む際、「PUDOステーション」を指定することが可能。再配達での利用には、日本郵便の「MyPost」への事前登録が必要となる。

「PUDOステーション」に荷物が配達された際、受取人に送られる電子メールに従って、荷物が受け取れる仕組み。サービス提供か所は以下の通り。

日本郵便は、Packcity Japanが運営するオープン型宅配便ロッカー「PUDOステーション」のうち、首都圏の駅や駅周辺に設置された一部の「PUDOステーション」を、日本郵便の宅配型ロッカー「はこぽす」として利用する
サービス提供か所

ヤマトホールディングスが19年3月期決算発表時に公表して数字によると、宅配便の自宅以外で受け取り比率は6.6%。「PUDOステーション」の設置台数は、2019年3月末時点で3913台となっている。

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