小売業界のデジタルシフトを加速させる「オムニチャネル協会」設立準備会が発足
小売業界のデジタルシフトのスピードを加速し、日本の小売市場の活性化を目的とする業界団体「オムニチャネル協会」の設立準備会が発足した
専門性のある小売店に関連する業界のデジタルシフトを加速させる――。小売業界のデジタルシフトのスピードを加速し、日本の小売市場の活性化を目的とする業界団体「オムニチャネル協会」の設立準備会が発足した。
発起人はecbeing代表取締役の林雅也氏、Sprocket代表取締役の深田浩嗣氏。また企業のデジタルシフトに詳しい有識者が賛同人、アドバイザーとして参加している。オムニチャネル協会設立準備会の賛同人、アドバイザーは次の通り。
- 矢嶋正明氏(株式会社ビームス事業企画本部コミュニティデザイン部部長兼碧慕絲股份有限公司(董事))
- 川添隆氏(株式会社ビジョナリーホールディングス執行役員/デジタルエクスペリエンス事業本部本部長)
- 逸見光次郎氏(コンサルタント)
- 高野一朗氏(コンサルタント)
- 岸良征彦氏(一般社団法人日本Web協会専務理事)
小売業界では現在、ネットと実店舗を融合した顧客体験の提供、デジタルシフトによるオムニチャネルの構築が大きな課題となっている。しかし、最新テクノロジーの活用、デジタル人材の不足、物流費の高騰、セキュリティなどの問題によって、デジタルシフトへの取り組みは大きく進んでいない。
オムニチャネル協会設立準備会は、「オムニチャネル協会を設立し、諸問題に業界有識者及び、事業者が集まり問題をともに解決し、デジタルシフトのスピードを加速し、日本市場を活性化させていきます」としている。
今後、協会設立に向けてさまざまな活動を行っていく予定。その第1弾として、10月11日に、発起人である林雅也氏と深田浩嗣氏による説明会、オムニチャネルコンサルタントの逸見光次郎氏によるセミナーを開催する。
なお、発起人の林氏と深田氏が代表取締役を務めるecbeing、Sprocketが準備会の事務局を担う。
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