補助金の申請をオンラインで行える「Jグランツ」をスタート、経済産業省
現在は2019年度補正予算と2020年度予算で経済産業省が管轄している27種類の補助金に対応している。今後は他の省や自治体の補助金にも対象を拡大する予定。
経済産業省は12月23日、補助金をオンラインで申請できるシステム「jGrants(Jグランツ)」の運用を開始した。現在は2019年度補正予算と2020年度予算で経産省が管轄している27種類の補助金に対応している。
従来、補助金申請は紙による手続きが主流だったが、利便性を高めるため公募から事業完了後の手続きまでオンラインで完結できる汎用的な補助金申請システムを開発した。
2019年度補正予算では「小規模事業者持続化補助金」「サービス等生産性向上IT導入支援事業」「インバウンド需要による地域消費拡大推進事業」など7つの補助金、2020年度当初予算では「商業・サービス競争力強化連携支援事業」「省エネルギー投資促進に向けた支援補助金」など20の補助金が対象。
今後は経産省の補助金だけでなく、他の省や自治体の補助金にも対象を拡大するという。
「Jグランツ」を利用するには「GビズID」を取得する必要がある。「GビズID」は事業者が1つのアカウントで複数の行政サービスにアクセスできる認証システム。「GビズID」の取得には約2~3週間の審査期間が必要。
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