テレビ通販大手ショップチャンネルが本社移転で進めるフル4Kスタジオ・サブ映像設備とは
3つのスタジオとサブシステム、商品撮影専用のターンスタジオで構成。スタジオにオペレーターを必要としないリモート運用が可能なカメラシステムも採用
放送映像機器の製造販売を手掛ける池上通信機は3月23日、テレビショッピング大手のジュピターショップチャンネルが2021年3月に開設を予定している撮影スタジオにカメラ設備や映像設備を納品すると発表した。
3つの撮影スタジオとサブシステム、商品撮影専用のターンスタジオで構成する。
3つのスタジオに4Kスタジオカメラを各5台、合計15台のカメラシステムを納品する。すでに各スタジオでテスト運用を開始しているという。
スタジオにカメラマンなどのオペレーターを必要としないリモート運用が可能なカメラシステムを採用し、撮影の省力化も実現するという。
池上通信機はこれまでにもジュピターショップチャンネルに放送設備を納品している。
新たに開設するスタジオの設備は「商品の魅力をより美しい映像とともにお客さまにお伝えする」というコンセプトに沿い、フル4Kシステムを柱に「24時間365日止まることのない放送に耐えうる柔軟なシステムとサポート体制」「省力化に対応した使い勝手の良いシステム」を実現するフル4Kスタジオ・サブ映像設備を提案したという。
ジュピターショップチャンネルはスタジオの新設とオフィス移転の計画を2018年12月に発表。高画質の衛星放送が本格的に普及することを見込み、商品の魅力をより美しい映像で伝えるために4K放送設備を完備したスタジオを新設するとしている。
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