ソニー、「BUYMA」運営エニグモの筆頭株主に
世界中のバイヤーが商品を紹介・出品、販売できるソーシャルショッピングサイト運営のエニグモの筆頭株主に、ソニーが異動
世界中のバイヤーから商品を購入できるソーシャルショッピングサイト「BUYMA」を運営するエニグモは4月2日、筆頭株主がソニーに異動したと発表した。ソニーは100%子会社のソネットから株式を取得。ソニーは発行済株式の議決権に対する割合で24.44%を保有する大株主となった。
エニグモはソニーグループとの連携を進めており、3月26日からソニーモバイルコミュニケーションズと連携。「BUYMA」で販売している人気ブランドが割引価格で購入できるクーポン発行などを実施している。
株主異動による業績への影響はないとしている。
エニグモは世界中のバイヤーが商品を紹介・出品、販売できるソーシャルショッピングサイトを運営。13年12月末時点のバイヤー数は世界107カ国で5万5000人、会員数は169万人。
「BUYMA」の14年1月期における取扱高(サイト内での流通額)は161億円。業績は売上高が前の期比26.7%増の18億2300万円、営業利益は同42.5%増の8億5200万円、当期純利益は同38.8%増の5億2300万円だった。
エニグモは今期、世界中の書籍をクラウドソーシングで翻訳し、グローバルで販売する電子書籍事業にも参入する方針を掲げている。
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