ロコンドのEC取扱高は212億円で3.2%増、売上高は約4%減の98億円【2022年2月期実績】
商品取扱高の内訳は、ECモール事業が168億9500万円(自社ECモールが145億3100万円、他社ECモールが23億6500万円)、自社公式EC支援などのプラットフォーム事業が39億6500万円、その他事業(実店舗、卸など)が3億5800万円
ロコンドの2022年2月期決算短信は、商品取扱高は前期比3.2%増の212億1700万円、売上高は同3.9%減の98億7500万円だった。
営業利益は同38.6%減の8億8300万円、当期純利益は同53.3%減の6億400万円。
商品取扱高の内訳は、ECモール事業が168億9500万円(自社ECモールが145億3100万円、他社ECモールが23億6500万円)、自社公式EC支援などのプラットフォーム事業が39億6500万円、その他事業(実店舗、卸など)が3億5800万円。
ECモール事業のアクティブユーザー数は、自社モールが322万2000件となり前年度比8%の増加。他社モールが135万7000件、
ECモール事業の登録会員数年齢分布は、強みだった40代にFASHION WALKERを加えることで20代および30代を強化し、全体としてバランスの取れた年齢構成を実現した。
EC事業のバスケット単価は、出荷ベースで自社モールはD2Cブランドの取扱高減少によりマイナス2%、他社モールは低単価アイテムの売上割合の増加によりマイナス4%だった。
EC事業における返品率は自社モールで20%前後で推移、他社モールは約6%となっている。
現在の国内ファッション市場のEC化率はおよそ19%。2030年度には40%前後まで上昇する見込みで、EC市場規模は3.5兆円規模と予測される。それを踏まえ、ロコンドの長期ビジョンでは、商品取扱高で3.5兆円市場のなかのシェア3%にあたる1000億円を2030年度ビジョンに掲げている。
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