内山 美枝子 2014/4/10 19:15

全国22社、2,400店舗以上の家電量販店のPOSデータを集計している株式会社BCNは、今回の増税による家電の駆け込み購買とその反動についての調査結果を発表した。

2014年3月の販売数は、主要30カテゴリ中26カテゴリで増加が見られた。最も多かったのが企業向けの業務ソフトで、前年同月比341.8%を記録した。4月1日から7日の速報値でも259.3%と大幅増加が継続している。

同様に総合ソフト、SSD、マウスなどのパソコン関連商品は4月以降も前年比増を維持しているが、テレビやレコーダーなどのデジタル家電を中心とした22カテゴリで反動減を示す結果となった。


品目	2014年3月	4月1日〜7日
業務ソフト	341.8%	259.3%
総合ソフト	204.0%	146.1%
電子ピアノ	200.5%	76.4%
デスクトップパソコン	188.8%	107.8%
ノートパソコン	181.7%	90.0%
システムメンテナンスソフト	162.9%	170.6%
ホームシアターシステム	160.7%	86.6%
セキュリティソフト	157.7%	105.8%
タブレット端末	157.0%	86.4%
レコーダー	152.9%	58.7%
液晶ディスプレイ	144.8%	97.4%
インクジェットプリンタ	143.1%	80.3%
交換レンズ	142.4%	100.2%
CPU	142.4%	82.8%
液晶テレビ	139.0%	67.0%
SSD	136.8%	102.6%
外付けHDD	136.1%	89.5%
プロジェクタ	131.6%	92.1%
マウス	124.1%	101.6%
デジタルビデオカメラ	120.8%	64.6%
携帯電話・PHS	120.1%	65.8%
ヘッドホン・イヤホン	110.1%	90.7%
スマートフォンアクセサリ	107.3%	86.9%
ICレコーダー	106.4%	71.4%
無線LAN	105.5%	81.9%
デジタルカメラ	102.0%	69.6%
LAN・インターネットソフト	98.1%	84.5%
メモリカード	98.1%	80.0%
携帯オーディオ	88.1%	52.8%
デジタルフォトフレーム	70.6%	35.5%
表:主要30品目における販売数量の前年同期比(BCNの資料を基に編集部で作成)
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