虎の穴の流通総額は300億円超え、通信販売は売上164億円に達する見通し【2022年度】
ユメノソラホールディングスのグループ会社で、マンガやアニメ・同人誌やキャラクターグッズなどの委託流通・店舗運営事業を行う虎の穴の2022年度(2021年7月~2022年6月)の実績について
同人誌・コミック販売の虎の穴は、2022年6月期の流通総額が300億円を突破する見込みだと発表した。今後、事業構造改革を進め、2025年6月期までに流通総額400億円超の達成をめざす。
通信販売の「とらのあな通信販売」、クリエイターのための資金獲得支援サービス「ファンティア[Fantia]」が成長。サービスユーザー数は前期比47%増の1141万人、クリエイター登録数は同73%増の51万人に増加した。
「とらのあな通信販売」の売上高は同10%増の164億円、受注数は同16%増の61万件に達する見通し。巣ごもり需要、オンラインサービスのユーザー層の利用拡大が増収に寄与した。
「ファンティア」事業の流通総額は同165%増の121億円、累計登録会員数は同63%増の750万人。
虎の穴は2025年度までに「流通総額400億円」「サービスユーザー数1500万人」の達成を目標に掲げる。積極的なイベント支援や配送強化などで通販事業を拡大。オンライン事業への戦略的集中を推進しているため直営店舗の縮小を継続し、2023年度中に旗艦店への集約を行う。
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