【テレビ通販大手の2021年度売上高】ショップチャンネルは1574億円、QVCは1280億円
2021年度売上高は、ジュピターショップチャンネルが前期比2.3%減の1573億8300万円、 QVCジャパンは同6.2%増の1280億1900万円。ジャパネットホールディングスは同4.2%増の2506億円
テレビ通販大手の2021年度における売上高が出そろった。
24時間365日生放送のショッピング専門チャンネル「ショップチャンネル」を運営するテレビ通販最大手ジュピターショップチャンネルの2021年度(2021年4月~2022年3月)売上高は前期比2.3%減の1573億8300万円だった。
7月1日に公表した決算公告によると、営業利益は同10.9%減の178億1200万円、経常利益は同10.1%減の182億1400万円、当期純利益は同1.9%減の136億8000万円。
2021年度は創業25周年となり、長年支持されている定番商品や番組が堅調に推移。一方、商品や番組の新鮮味の不足などにより、売上高は減少したという。
「コトコレ!」という番組名で、リゾート会員権や写真館でのフォトセッション体験チケットなど、全10種類を販売。2021年8月にはオリジナルのクレジットカードの発行を始めた。新規事業の推進として、2021年4月からSNSを主な配信先としたライブコマース「コレイヨ」を開始した。20~40代の顧客にSNSを通じた新しい買い物体験を提供している。
TV通販2位のQVCジャパンの2021年12月期業績は第22期決算公告(5月13日公表)によると、売上高は前期比6.2%増の1280億1900万円、営業利益は同11.8%増の252億9100万円、経常利益は同10.2%増の256億4300万円、当期純利益は同11.0%増の178億4000万円だった。
テレビ通販やラジオ通販、カタログなどメディアミックスで通販事業を手がけるジャパネットたかたを傘下に抱えるジャパネットホールディングスの2021年12月期連結売上高は、前期比4.2%増の2506億円で過去最高を更新した。
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