アイスタイル、Amazon内に「@cosme.SHOPPING」を2024年度中にオープン予定。「システム開発はおおむね完了」

アイスタイルが扱うブランドと現在、Amazonへの出品について交渉を進めている

瀧川 正実

2023年8月22日 9:00

アイスタイルは資本業務提携先のAmazonとの協業で、2024年度中(2024年6月期)にも「Amazon.co.jp」内に「@cosme.SHOPPING」(仮)をオープンする計画だ。

すでにシステム開発はおおむね完了しており、システム面の課題はクリア。アイスタイルが扱うブランドと現在、Amazonへの出品について交渉を進めている。

資本業務提携先との取り組み(画像はIR資料からキャプチャ)

交渉に時間を要しているのはAmazonが世界的なプラットフォーマーであるため。ブランド側の海外本社の決裁、品切れリスクの懸念による在庫確保といったことから、調整に時間を要しているという。

「Amazon.co.jp」内にストアをオープンことについて、アイスタイルは化粧品メーカー側の反応を次のように説明している。

ブランドごとにさまざまななルールや立ち位置があるため調整が必要な部分は多く、お互いに齟齬(そご)がないよう慎重に協議している。また、過去にEC・店舗で取り扱い始めた時と同様、メーカーではなくブランド単位で個別に協議している。

アイスタイルは2022年8月、米Amazonに対して25億円の新株予約権付社債(発行会社の株式を一定の価格で取得できる権利の付与された社債)と115億3823万円の新株予約権を、三井物産には15億円の新株予約権付社債と10億円の新株予約権付社債を割り当てると公表。すべての新株予約権や新株予約権付社債が行使された場合、米アマゾンは36.95%を保有するアイスタイルの筆頭株主に、三井物産は3.98%を保有する第5位株主となる資本業務提携を締結した。

アイスタイルとAmazonは2023年4月、「Amazon.co.jp」内にコンテンツページ「Beauty trend by @cosme」をオープン。翌5月には、Amazonとの共同広告サービスをリリースしたほか、7月のプライムデーではAmazonとの初のコラボレーション「Amazon Beauty | @cosm」を実施した。

アイスタイルは2022年8月に三井物産とも資本業務提携を締結。主に海外での協業について準備を進めている。東・東南アジアにおいて、具体的な現地パートナーとセッティングを終了。展開方法などは検討中だが、3社以上での協議となるため時間を要するという。

アイスタイルは2022年8月に三井物産とも資本業務提携を締結。主に海外での協業について準備を進めている
Amazon、三井物産と次の可能性に向けて進行中という(画像はIR資料からキャプチャ)

あなたのまわりの「スゴい人」を表彰します! 第4回 ネットショップ担当者アワード 募集中

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

BtoB-ECの収益を決めるリピート率はどう伸ばす? チャネルトーク×ZETAが明かす「検索×AIチャット」を活用した業務自動化とCX向上 10月5日 8:00 「売上増」と「利益率改善」をどう両立する? 世界153社のデータから見るAIエージェント時代のEC戦略が学べる資料【PDFを無料提供】 10月2日 7:00 カゴ落ち率を改善する3ステップ・アクションプラン。広告費を増やす前にふさぐべき、ECサイト最後のバケツの穴「決済承認率」改善方法 9月29日 8:00 【海外事例4選】BtoBコマースの新潮流とは? マーケットプレイス活用と「エージェンティックコマース」への備え 9月28日 7:00 CVR改善と不正利用対策を両立。美容家電の公式ECに学ぶ「Amazon Pay」導入の実際 9月10日 8:00 顧客の8割は「なんとなく」離脱する。ECリピート売上を最大化する7つの鉄板シナリオをアクションリンクが公開 8月3日 7:00 ストア評価2.5→3.8へ! 三陽商会の「SANYO公式アプリ」、リニューアル成功の裏側とOMO戦略 7月29日 8:00 決済承認率15%改善、不正率ほぼゼロを実現。「and ST」が導入したRiskifiedの網羅的な不正対策アプローチ 7月14日 7:00 ECビジネスに有効! リピート促進や顧客満足度向上に直結する「LINE通知メッセージ」とは? 6月22日 7:00 欧米トップ企業はなぜマーケットプレイス化を急ぐのか? BtoB企業の競争力を高める新潮流 4月21日 7:00