大網、新拠点での物流業務を本格稼働。ロボットや自動化機械で「省力化」「効率化」を推進
ホビーECの大網は新たな物流拠点の本格稼働をスタートした。国内需要のほか、越境ECの拡大も踏まえ、物流のさらなる効率化を図る
フィギュア商品や玩具などの大網は、自社物流センターを新拠点に一部移転し、11月下旬から本格稼働している。移転先は日本GLPが神奈川県に新設した大型物流拠点の「GLP ALFALINK相模原」内。総延床面積は67万5136平方メートルで、国内だけでなく海外向けの在庫も取り扱っている。
最新技術で省力化、効率化促進
新たな物流拠点ではロボットや自動化機械などの最新技術を活用し、物流の省力化・効率化を推進している。
大網が「GLP ALFALINK相模原」内で新物流拠点としての稼働を開始したのは9月19日。
大網が物流拠点を移転・拡張し、稼働を開始した際の詳細は、別の記事で紹介しています。
大網が運営するホビーEC「あみあみ」は、全世界にアニメやゲームを始めとしたキャラクターグッズ、フィギュアを販売している。近年のEC売上高は350億円を超えており、越境EC事業の売り上げは50%超を占めている。
「GLP ALFALINK相模原」とは?
「GLP ALFALINK相模原」は物流や通販などさまざまな企業が集まる大型複合施設。倉庫には、ギークプラス社の「自動棚搬送ロボット」を導入している。多岐にわたる商品のピッキング(集品)を効率化しており、従業員の負担軽減にもつながっているという。
共用棟には、従業員だけではなく地域住民も利用できるカフェ、コンビニ、マルチコートを併設している。
日本GLPが8月4日に実施し、近隣住民など2000人以上が来館した「ALFALINK相模原サマーフェスタ2023」では、大網もキャラクターグッズを提供した。
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