松原 沙甫[執筆] 4/22 9:00

ライフコーポレーションの2024年2月期EC売上高は、前期比約40%増の200億円だった。EC売上高は、ライフネットスーパーおよびAmazon上のネットスーパーの合計金額。

増収要因は配送エリアの拡大と品ぞろえの強化。自社ネットスーパーの配送エリアは、出店エリアの8割以上をカバー。同時にネットスーパーで販売する商品を約1万5000点まで広げた。

ライフコーポレーションの2024年2月期EC売上高は、前期比約40%増の200億円
EC売上高の推移(画像はIR資料からキャプチャ)

ライフコーポレーションはネットスーパーを強化しており、2031年2月期までにEC売上高1000億円の目標を掲げている。

2023年度からスタートしている4か年の第七次中期経営計画では、データやテクノロジーを活用した施策のほかネットスーパーを強化。「ネットスーパー戦略」と「カード戦略」に特化して、競合他社との差別化を図るとともに、自社の強みとして成長させるとしている。

中期経営計画の主要テーマとして「人への投資」「同質化競走からの脱却」「持続可能で豊かな社会の実現」を掲示。「同質化競走からの脱却」では、ライフでしか購入できない商品を自社の供給網で安定的に供給。魅力的なリアル店舗とネットのどちらでも手に入る環境を提供し、デジタルとデータを活用して顧客1人ひとりに「ちょうどいい」提案をめざすとしている。

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