インバウンド需要増のビックカメラ、自社専用カスタマイズ英語研修を導入。特有の語彙など業務直結する内容を学習
ビックカメラはこのほど、インバウンド需要増加に対応するための英語研修プログラムを導入した。
インバウンド需要でターミナル駅の店舗を中心に外国人観光客の来店が増加、英語での対応が不可欠となっている。これまでは各店舗の通訳や翻訳機で対応してきたが、従業員による積極的な顧客対応を実現するため英語研修を導入した。
ビックカメラが研修に導入したのは、ビズメイツが提供するビジネス特化型オンライン英会話事業「Bizmates」の「カスタマイズ教材」。業界や業務、英語レベルや各企業のニーズに合わせてカスタマイズできるのが特徴。
ビックカメラの従業員が日々の接客で直面する状況に直結した内容で設計、業界特有の語彙やフレーズを豊富に含んでいるという。ビズメイツは、レッスンを受けたその日からすぐに自信を持って英語で顧客対応できるとしている。
2024年4月から103人のビックカメラ従業員が研修に参加、1年にわたって実施する。現在は10レッスン分のカスタマイズプログラムを実施ており、今後はアップデートしながら全20レッスンへ拡充していく予定。
ビックカメラの担当者はBizmatesを選んだ理由について「ビジネスシーンに特化しており、実践的な英会話力を身に付ける事ができるため」とコメント。また、シフトが固定し
ない従業員でも柔軟なスケジュールで学習ができることも重要だったという。「必要なシーンに合わせたテキストで、すぐに実務で使える英会話を学習でき、英会話力を磨くことができる点も魅力でした。英語に対してのアレルギーがない社員が増え、今後の会社の方針にもグローバル化を見据えていけるようにしていきたい」とも話している。
受講した従業員からは「自分が案内の時に分からなかった単語を調べて先生に聞いたり、日常のたわいのない話をすることで会話力は上がっているのを実感」「お客さまにあなたの英語は上手いね!と言ってもらえる機会が増えた」「レッスンで習ったフレーズをそのまま使えてとても便利」といった声があがっている。
※記事初出時、本文中の社名(ビズメイツ)について一部誤りがありました。7/12の10時25分に修正いたしました。
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