【JR貨物列車運休の影響】ヤマト運輸、佐川急便で荷物の配送に遅延が発生
貨物列車248本の運行を取りやめていた日本貨物鉄道は9月11日、安全が確認された列車について順次運転を再開していると発表している。
日本貨物鉄道(JR貨物)が輪軸組立作業時の不正行為によって車両点検を行い、全貨物列車が運休となっている影響で、ヤマト運輸と佐川急便は9月11日までに、一部エリアにおいて荷物の配送に遅れが生じていると発表した。
ヤマト運輸
次の地域において荷物の配送に1日以上の遅れが生じる見込み。対象は9月10日~11日に発送された荷物。
東京、関東地域(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県)から九州地域、北海道宛ての荷物
九州地域(福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県)、北海道から東京、関東地域宛ての荷物
佐川急便
一部荷物の輸送に貨物鉄道輸送を利用していることから、預かった荷物の配送に遅れが生じている。対象は全国から北海道、東北地域、関東地域、北陸地域、関西地域、九州地域向けの荷物。
9月11日以降の発送分の荷物については代替の輸送手段への切り替えを検討。遅延を最小限に抑えるために最善を尽くすとしている。
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