高野 真維[執筆] 11:30

インターファクトリーは、商品価値を最大化する商品データ統合プラットフォーム「EBISU PIM(エビス ピム)」の提供を開始した。

インターファクトリー 商品データ統合プラットフォーム「EBISU PIM(エビス ピム)」

「EBISU PIM(エビス ピム)」は、商品情報を一元管理して各販売チャネルで統一した正確な情報を提供する仕組み「PIM」(Product Information Management)を取り入れた商号データ統合プラットフォーム。複数の販売チャネルで一貫性のある購買体験を提供し、大量の商品情報を効率的に管理しながらデータのメンテナンスコストを大幅に削減できることが期待される。

「PIM」を導入することで、商品情報の一元管理、複数の部門や販売チャネル間での情報共有が円滑化され、情報の整合性を保ちながら、業務効率の向上や市場投入までのリードタイム短縮が実現できるという。

インターファクトリーは、顧客企業の商品情報管理を最適化し、BtoBおよびBtoCの販売事業でのKPI達成を支援するために「EBISU PIM」を開発した。「EBISU PIM」の主な機能は次の通り。

商品のメディアデータをまとめて管理

さまざまなファイル形式に対応し、企業内にあるさまざまなフォーマットの商品データを「EBISU PIM」に集約して一元管理できる。画像や動画以外にも、扱う商材によっては取扱説明書の文書データや、製品に内蔵されている音声データなどもメディア情報に含まれる。

商品のメディアデータを一元管理
商品のメディアデータを一元管理

さまざまなシステムへのデータ連携を実現

「連携先の追加」「連携項目の追加・変更」「連携タイミングの変更」「データマッピング・変換」をノーコードで実現し、システム連携の管理コストを大幅に削減する。

さまざまなシステムと連携
さまざまなシステムと連携

自社製品の特性に合ったデータ項目を構築

キー項目やシステムで必要な項目以外にも、項目の追加や変更ができる。顧客企業ごとに最適なデータ項目を自由に設計・構築できる。

「EBISU PIM」で自社製品の特性に合ったデータ項目を構築できる
「EBISU PIM」で自社製品の特性に合ったデータ項目を構築できる

「EBISU PIM」のこうした機能により、次のような導入効果が期待できる。

  • 商品管理業務の効率化:「EBISU PIM」の導入により商品情報が一元化され、異なる部署や担当者間で同じ情報を共有できる。重複作業やデータ不整合、操作ミスを削減し、最新で正しい情報を部署を横断して管理できる。この結果、販売やマーケティング施策、販促活動などの売り上げに直結する業務により多くの時間を割くことができる。
  • 顧客体験の向上:正確で統一された商品情報を顧客に届けることで、信頼性の高い情報に基づいて安心して購入を決められるため、顧客満足度の向上が期待できる。提供する情報が充実していると、購入後のトラブル、返品の削減、ブランドイメージの向上にもつながりやすい。
  • 迅速な市場投入:「EBISU PIM」の自動連携機能を活用することで、販売機会を逃さず、新製品やキャンペーン情報を迅速に市場へ展開できる。他部署からの修正依頼や価格変更といった急を要する業務でも、業務スピードを維持しながら対応できる。
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