「TikTok Shop」の店舗開設・運用支援サービス、アライドアーキテクツ

アライドアーキテクツは、アカウント開設からコンテンツ制作、クリエイターとの連携、LIVE配信の企画・運営までを一貫してサポート。EC事業者がスムーズに「TikTok Shop」を活用できるよう、戦略立案から実行までをトータルで支援する。

宮本和弥[執筆]

6月3日 10:30

アライドアーキテクツは5月30日、2025年秋までのローンチが予定されている「TikTok Shop」の店舗開設・運用支援サービスを始めると発表した。

アカウント開設からコンテンツ制作、クリエイターとの連携、LIVE配信の企画・運営までを一貫してサポート。EC事業者がスムーズに「TikTok Shop」を活用できるよう、戦略立案から実行までをトータルで支援する。

アライドアーキテクツは、これまでInstagram、TikTok、WeChatなど国内外のSNSや動画プラットフォームを活用したマーケティング支援を多数実施。累計支援実績数は600ブランドを超えるという。

また、中国市場での先行事例として、中国の動画プラットフォーム抖音(ByteDance運営)を活用したライブコマース支援の知見があり、そのノウハウを日本市場にも応用できるとする。

自社で保有するUGCモニターコミュニティ「モニプラ」の活用や生成AIクリエイティブ企業と提携し、多様な動画コンテンツを効率的に量産できる体制を整えているという。インフルエンサーやクリエイターとの連携においても、提携企業所属の多様なタレントと協業し、ブランドやターゲットに最適なキャスティング提案ができるとしている。

「TikTok Shop」の店舗開設・運用支援サービス、アライドアーキテクツ
アライドアーキテクツの強み

「TikTok Shop」は、ショート動画やLIVE配信を通じて、視聴者がその場で商品を購入できる次世代型EC機能。新しい購買行動は「ディスカバリーEコマース」と呼ばれている。ユーザーは動画・LIVE配信の視聴を楽しみながら、思いがけない商品と出会い、コンテンツから直接購入することができるようになる。

従来の検索主導型ECとは異なり、コンテンツの力を通じた商品との自然な出会いによって、ニーズ顕在前の潜在層にもアプローチできるのが最大の特長となる。

TikTok Japanが発表した「TikTok Socio-Economic Impact Report 2024」によると、「TikTok」経由で生まれた推定消費額は1772億円。これに基づく国内名目GDPへの貢献額は4741億円にのぼり、そのうち中小企業への貢献は600億円超と報告されている。

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