2025年におせちを食べた人は77%。購入先で最も多いのは「ネットショップ」で45.1%

千趣会がベルメゾン会員に実施した「おせちに関するアンケート」によると、2025年度におせちを食べたユーザーは77.0%で、購入先1位はネットショップだった。調査対象は全国のベルメゾン会員1236人、調査期間は5月26日~6月2日。
約5割がおせちを購入。購入先1位は「ネットショップ」
2025年度におせちを食べたか聞いたところ、77.0%が「食べた」と回答し、その内51.7%が「おせちを購入した」と答えた。購入先のトップは「ネットショップ」(45.1%)で、次いで「その他」(24.2%)「百貨店」(14.6%)だった。



購入理由は「忙しくて準備をする時間がない」がトップ
おせちを購入した理由は、トップが「忙しくて準備をする時間がないから」(39.2%)で、次いで「気に入ったおせちがあったから」(37.4%)「購入した方がコスパがいいから」(31.1%)だった。

おせちを購入時に重要視する点は、「料理内容」(71.1%)がトップで、「美味しいかどうか」(58.3%)「価格」(56.5%)と続いた。

購入した価格帯の最多は「1万円以上2万円未満」
購入した価格帯の最多は「1万円以上2万円未満」(48.8%)で、次いで「2万円以上3万円未満」(24.4%)「5000円以上1万円未満」(12.4%)だった。理想のおせちの価格についても聞いたところ、「1万円以上2万円未満」(50.4%)が最も多かった。
市販のおせちは、1万円未満の商品から3~5万円以上の高級おせちまで幅広く展開されているが、高級志向よりもコストと満足感のバランスを重視している傾向がある。


冷凍おせちの購入経験ありは34.7%。「満足した」は76.7%
冷凍おせちの購入経験を聞いたところ、34.7%が「購入したことがある」と回答した。購入した冷凍おせちへの満足度では、「満足した」と「おおむね満足した」を合わせた76.7%が「満足した」と答えた。その理由では「手軽で便利だった」(64.7%)が最多で、次いで「美味しかった」(50.2%)「価格と内容のバランスがよかった」(35.3%)だった。



冷凍おせちを購入したことがあるユーザー、購入したことがないユーザーに冷凍おせちへの印象を聞いた。その結果、購入経験のないユーザーの方が「上手に解凍できるか不安」「美味しくなさそう」「解凍が手間」といったネガティブな印象を持つユーザーが多かった。

おせちを食べた人数、「1~3人」と「4人以上」がほぼ半数ずつ
おせちを一緒に食べた人数を聞いたところ、「1~3人」が47.4%(1人、2人、3人の合計)、「4人以上」が52.5%(4人、5人、6人以上の合計)で、ほぼ半数となった。
親戚や家族が集まり大人数で食べるイメージが強かったが、近年では核家族化の進行などを背景に少人数で楽しむスタイルが定着しつつあることが伺える。千趣会は「1~2人前や少人数向けのサイズ展開が、おせち購入を検討する際の重要なポイントになっている」とコメントした。

「キャラクターおせち」の購入経験は7.7%
「キャラクターおせち」の購入経験を聞いたところ、7.7%が「ある」と回答した。購入した理由では、「子どもが喜ぶから」(46.3%)が最多で、次いで「自分が好きなキャラクターだったから」(42.1%)「子どもが好きなキャラクターだったから」(41.1%)だった。この結果から、大人もキャラクターおせちを楽しんでいる実態が明らかになった。


「キャラクターおせち」未購入のユーザーに「キャラクターおせち」の印象を聞いたところ、最多は「価格が高くなりそう」(61.3%)で、次いで「子ども向け」(56.3%)「かわいい」(47.9%)だった。

(n=1141/複数回答可、出典:千趣会)
調査実施概要
- 調査タイトル:「おせちに関するアンケート」
- 調査方法:インターネット調査(ベルメゾンのコミュニケーションサイト「ベルメゾンデッセ」)
- 調査期間:2025年5月26日~6月2日
- 有効回答:1236人(全国のベルメゾン会員)