20代、30代が結婚を知る手段「LINE・電話」が49%で最多。約80%が「結婚祝いのカジュアル化」を感じる
花のサブスクリプションサービス「ブルーミー(bloomee)」を運営するユーザーライクが発表した「結婚祝いギフトの最新事情調査」によると、友人・知人の結婚を知る手段は20代、30代では「LINE/電話」が49%で最多だった。また、20代の半数以上が「SNS投稿で知る」と回答した。調査対象は全国20代~40代の男女800人。期間は2023年6月9日~6月12日。
20代、30代が結婚を知る手段は「LINEや電話」が最多
コロナ禍で、少人数で行うコンパクトな挙式やフォトウェディングなどカジュアルな形式が増加している。結婚を知る手段にも変化があり、調査結果によると、40代は「口頭(直接会ったときに)」(51.7%)が最も多かった一方、20代、30代は「LINEや電話」が最多だった。
20代の半数以上が「SNS投稿で知る」
20代は他の年代と比較して「SNS投稿」(34.3%)が多く、半数以上が「コロナ前と比較してSNS投稿から知ることが増えた」と回答しており、若い世代ほどカジュアルに結婚の報告をしていることがわかった。
直接会う機会減少で結婚祝いも減少、半数以上が「結婚祝いをしていない」
結婚祝いの意向を聞いたところ、77.8%が「会う機会があれば贈り物を渡したい」と回答した。
しかし、LINEや電話・SNS投稿で結婚を知るケースが増え、会う機会自体が減ったことで、約半数(54.4%)が「会う機会がないから結婚祝いをしていない」ことがわかった。
年代別でみると、知人・友人の結婚をSNS投稿で知ることが最も多い20代が「結婚祝いをしていない」割合も64.0%で最多だった。
ギフト選びは「カジュアルな方が気が楽」「相手の負担にならないものが良い」が8割以上
贈る側としての結婚祝いギフト選びについては、83.8%が「カジュアルな贈り物のほうが気が楽」、83.4%が「相手の負担にならないカジュアルなものが良い」と回答した。相手への気遣いがあり、カジュアルな結婚祝いギフトの利用意向が高いことがわかった。
回答者の8割以上が「結婚祝いの方法はカジュアルになっている」と実感しており、結婚祝いシーンのカジュアル化も見られる。
結婚祝いの購入方法や贈る手段として、71.7%が「ECギフトを活用してみたい」と回答。カジュアルな結婚祝いとして、ECギフトが選択肢として増えている。
「カジュアルな贈り物を貰いたい」が69%。気軽に受け取れるギフト相場は「2000円~3000円未満」が最多
結婚祝いギフトを受け取ったことがあるユーザーへの調査では、結婚祝いギフトについて「お返しが大変だと思う」(76.5%)、「高価なギフトをもらうのは申し訳ない」(72.5%)などの声が多く、受け取る側の間でも、カジュアルな結婚祝いへのニーズが高まっていることがわかる。
気軽に受け取れる結婚祝いギフトの価格感については「2000円~3000円未満」(24.5%)が最も多く、手段だけでなく価格面においても気軽さを求めていることがわかった。
約6割が「ちょい足しギフト」に特別感を感じる
結婚祝いについて、贈る側、受け取る側ともに約6割以上が「ちょい足しギフト」に特別感を感じると回答した。
「ちょい足し」したいと思うモノについては、1位「花」(38.2%)、2位「タオル・ハンカチ」(34.3%)、3位「入浴剤、石けん」(30.8%)という結果だった。
調査実施概要
- 調査タイトル:「結婚祝いギフトの最新事情調査」(「結婚祝い」に関する実態調査)
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2023年6月9日~6月12日
- 調査対象:全国20代~40代の男女
- 有効回答:計800人
- 結婚祝いを贈る側の調査:各年代男女それぞれ100人ずつ、計600人
- 結婚祝いをもらう側の調査:男女それぞれ100人ずつ、計200人