高校生のキャシュレス決済率は62.1%、親は91%。QRコード決済利用率は高校生が50.8%、親が61%【高校生と高校生の子どもがいる親のキャッシュレス決済調査】
MMDLaboが運営するMMD研究所が実施した「高校生と高校生の子を持つ親のキャッシュレスに関する実態調査」によると、直近半年のキャッシュレス利用率は、高校生が62.1%、高校生の子どもがいる親が91.0%だった。
予備調査対象は通信契約しているスマホを所持している15歳~18歳の高校生1114人と、通信契約しているスマホを所持していて、高校生の子どもがいる30歳~69歳の親1681人。期間は2025年7月18日~7月23日。
高校生の直近半年のキャッシュレス決済利用率は62.1%。QRコード決済は50.8%
高校生に直近半年に利用した決済方法を聞いたところ、「現金」(92.1%)が最も多く、次いで「QRコード決済」(50.8%)「カード式の非接触の電子マネー」(17.8%)で、キャッシュレス利用の割合は62.1%だった。


高校生の子どもがいる親の直近半年のキャッシュレス決済利用率は91.0%。QRコード決済は61.0%
高校生の子どもがいる親に、直近半年に利用した決済方法を聞いたところ、最多は「現金」(78.0%)で、次いで「クレジットカード(サイン、暗証番号決済)」(68.2%)「QRコード決済」(61.0%)で、キャッシュレス利用の割合は91.0%だった。


高校生のQRコード決済での送金経験は34.7%
QRコード決済を利用している高校生に、利用しているQRコード決済での送金機能の経験について聞いたところ、34.7%が「送金経験がある」と回答した。

直近半年で送金機能を利用した高校生に、直近半年での家族間送金について聞いたところ、74.7%が「家族間送金をした」と回答した。

高校生の子どもがいる親のQRコード決済での送金経験は51.0%
高校生の子どもがいる親でQRコード決済を利用しているユーザーに、直近半年の送金機能の利用経験を聞いたところ、51.0%が「送金経験がある」と回答した。

「送金経験がある」と回答したユーザーに、直近半年の家族間送金利用経験を聞いたところ、82.5%が「家族間送金をした」と回答した。

(n=524、出典:MMD研究所)
高校生の子どもがいる親が最も意識している経済圏のトップは「楽天経済圏」
高校生の子どもがいる親に経済圏を意識しているか聞いたところ、「意識している」は73.4%、「意識していない」が26.6%だった。
ポイント経済圏を意識しているユーザーに最も意識している経済圏を聞いたところ、トップは「楽天経済圏」(36.8%)で、次いで「PayPay経済圏」(23.5%)「ドコモ経済圏」(19.1%)だった。

現在活用している共通ポイントと、そのなかで最も活用している共通ポイントを聞いたところ、現在活用している共通ポイントでは「楽天ポイント」(65.3%)が最も多く、次いで「PayPayポイント」(53.2%)「dポイント」(48.3%)だった。
最も活用している共通ポイントでは、最多が「楽天ポイント」(34.5%)で、「PayPayポイント」(20.6%)「dポイント」(17.5%)と続いた。

(n=1681/上位5位を抜粋、出典:MMD研究所)
調査実施概要
- 調査タイトル:「高校生と高校生の子を持つ親のキャッシュレスに関する実態調査」
- 高校生
- 調査期間:2025年7月18~23日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:<予備調査>通信契約しているスマートフォン所有の15歳~18歳の高校生 <本調査>QRコード決済を利用している高校生
- 有効回答:<予備調査>1114人<本調査>300人
- 設問数:<予備調査>6問<本調査>4問
- 高校生の子がいる親
- 調査期間:2025年7月18~23日
- 調査方法:インターネット調査
- 調査対象:30~69歳の通信契約しているスマートフォン所有かつ高校生の子どもがいる親
- 有効回答数:1681人
- 設問数:10問
- 高校生