ヤマト運輸は12月10日、「国際宅急便」に関する関税等諸費用の「後日精算手数料」の改定と、禁制品手数料の新設を発表した。新料金は2025年12月21日発送分から適用する。
従来1件あたり2574円(税込)だった「後日精算手数料」は、12月21日発送分から3190円(税込)に改定する。約24%の値上げとなる。
「後日精算手数料」は「輸出許可日」を基準に発生するため、年末年始の通関業務休止や送り状・インボイスの記載不備などによって輸出許可が遅れた場合、改定後の手数料が適用される可能性がある。また、「後日精算」方式を選択した場合は、関税等諸費用の発生有無にかかわらず手数料が発生する。利用は日本国内でヤマト運輸と法人契約を結んでいる荷主に限られ、一部利用不可の国もある。
新設する「禁制品手数料」は、法律や規制で禁止されている品目(禁制品)が輸送過程で発見された場合に適用。1件あたり3万6828円(税込)を請求する。禁制品手数料は、発見から数か月後に請求する場合があり、禁制品の処理に伴って別途費用が発生するケースもある。
ヤマト運輸では、不正防止のため荷物受付時に内容品の現物確認と依頼主の本人確認を実施している。
年末年始の混雑や書類不備による遅延で新手数料が適用される可能性があるため、ヤマト運輸は余裕を持った発送を推奨。禁制品の取り扱いについては、ヤマト運輸の公式サイトで最新情報を確認することが重要だ。