楽天は4月9日から日本郵便と連携し、「楽天市場」で購入した商品を受け取ることができるロッカーの設置を開始すると発表した。渋谷郵便局や世田谷郵便局など、オフィス街や住宅街、主要駅に近い東京都内の25局に、専用ロッカーを設置。平日昼間の自宅での受け取りが難しい共働き世帯や単身者のニーズに応える。

ロッカーサービス「はこぽす」は対応店舗で商品購入時に受け取りたいロッカーを指定すると、日本郵便がロッカーに荷物を配達、その後ロッカーを開錠する認証番号を通知する。これをはこぽすに入力すれば荷物を受け取れる仕組み。対象となる荷物は対象となるゆうパックを利用した荷物のみ。サイズは3辺計100センチ以内、重さ30キロ以内。代金引換や冷蔵・冷凍、着払いなどのオプションを必要とするものは不可としている。

開始当初は楽天市場の出店者のうち300店舗が対応。今後、順次対応する店舗を増やしていく考えで、楽天の三木谷浩史社長は「はこぽすは革新的な配達サービス。利用したいという出店者も多いので、店舗を順次拡大する」と述べた。店舗の対応条件は日本郵便のゆうパックを使って荷物を発送している以外、特に追加の条件はないとしている。

はこぽすを設置する25局のうち、東京23区内にある20局は24時間受け取れるが、それ以外の5局は、土日や休前日の夜間は受け取れない。配送料は自宅に配送する場合と同じで、商品は原則3日間保管する。

まずは、10月まで試験的に実施し、利用ニーズが高いことがわかれば、都市部を中心により多くの郵便局にロッカーを設置する考え。また日本郵便の高橋亨社長は「6カ月間の状況を見て、他の事業者との連携などを検討する」としている。

また将来的には、冷凍・冷蔵に対応したロッカーの開発なども進めていきたいとしている。

商品の受け取りに関しては、各社がコンビニや店頭での受け取りサービスを行っているほか、ヤマト運輸は配送拠点での受け取りを可能にするなど、多様な受け取り方法を提供し始めている。消費者の生活に合わせた受け取り方法を提供することで、利便性を高めるとともに、再配達を減らして運送コストの効率化を進めている。

はこぽすの前で撮影に応じる楽天・三木谷浩史社長(左)と日本郵便・高橋亨社長
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中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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