物流とカスタマーセンター業務を代行するサービスを7/1から開始、エコ配
物流代行サービス提供により、ネット通販荷物のエコ配利用の増加狙う
エコ配は7月1日から、関連会社のeグローバル、eコミュニケーションの3社共同で、物流代行サービスとカスタマーセンター業務を代行するサービスを始める。ターゲットは中小のEC事業者。物流代行サービスの提供で、ネット通販の荷物配送にエコ配の利用を増やしていく考え。
eグローバルが入庫、検品、保管、梱包や出荷手配等の庫内作業を担当。倉庫は東京23区、名古屋市、大阪市、東大阪市、吹田市にあるエコ配の既存施設の遊休スペースなどを利用する。
対応する荷物は基本的にエコ配が配送可能な80サイズ以内の荷物で、ドライ商品に限定。冷凍・冷蔵荷物、取り扱い免許の必要な荷物は対応していない。ただ、サイズの制約などについては、柔軟に対応するとしている。
配送はエコ配の配送ネットワークを活用するほか、それ以外の地域に関しては他社サービスを組み合わせて提案する。リードタイムは、エコ配が配送可能な地域については翌日配達が可能。
問い合わせ・苦情対応などのカスタマーサービスを、eコミュニケーションが担当する。
料金はアウトソーシングする荷物の数量や庫内作業の内容によって異なるとしている。
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EC事業者にとってこのサービスの最大のメリットは、エコ配を利用することで安く配送できる点にある。
ただ、コストメリットを打ち出すのであれば、保管費用や倉庫内作業を含めたトータルでの料金を具体的に明らかにしなければ、EC事業者の興味は引きにくいと考えられる。