楽天店の商品情報CSVを一括編集するサービス、インテ・クレッセが提供開始

楽天店の商品タイトルなどを一括して変更できるようにすることで、キャンペーン時などの手間を減らす

中川 昌俊

2014年5月27日 18:37

ネットショップ向け支援サービスを展開するインテ・クレッセは5月12日、楽天市場店の商品CSVを一括編集する「お助けCSV」の提供を開始した。楽天市場では商品タイトルの中に「スーパーセール対象商品」「父の日向け」などの文言を入れることで、検索結果に上位表示されやすくなったり、キャンペーンに参加できるといったメリットがある。期間限定で用いられるキーワードを一括して編集できるツールを提供することで、ショップ運営の手間を少なくする。

「おたすけCSV」は、ExcelやAccessなどのスキルがないショップ運営担当者でも、楽天市場の商品情報CSVを簡単に一括編集できる「商品情報CSV」専用の一括編集ツール。月額5000円(税別)で最大3店舗まで利用できる。

従来、ヤフー店や自社サイトなど複数店の商品情報を一括して変換するシステムを提供していたが、「楽天市場とヤフーショッピングでは商品タイトルの付け方が異なり、あえて一括して変更できるシステムを作らないほうがいいのではないかと考えた。楽天専用サービスとすることで、安価に利用してもらえる」(藤田堅索ECチームリーダー)と言う。

ターゲットは月商100万円以上の楽天市場出店者。「当社のシステムは複数店舗で利用してもらうことで、料金が安くなる。ECサイトにとって使いやすいサービスを多く用意することで、中小のショップでも手軽にシステムを使って、手間を少なくなるようにしてもらいたい」(同)としている。

この記事のキーワード

この記事をシェアしてほしいタヌ!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

「声のする方に、進化する。」会社全体最適を目標とするワークマンの「補完型EC」 が実践する「レビューマーケティング3.0」とは? 12月17日 7:00 「所有から利用へ」の潮流をAIで勝ち抜く。事例で学ぶレンタル・リユースビジネスの成功法則とEC構築術 12月16日 7:00 「サムソナイト」「グレゴリー」のEC改善事例。CVR改善+購入完了率が最大45%増の成果をあげたアプローチとは 11月12日 7:00 スマホゲーム「モンスト」ファンがお得にアイテムを購入できる「モンストWebショップ」はなぜ「Amazon Pay」を選んだのか。導入効果+UI/UX向上に向けた取り組みを聞いた 10月30日 7:00 アンドエスティが「3Dセキュア2.0」の超効率的運用に成功したワケ。オーソリ承認率大幅改善、売上アップにつながった不正対策アプローチとは? 10月28日 7:00 EC業界で市場価値を最大化する――「全体を見渡せる人材」になるためのキャリア設計 10月27日 7:00 転売ヤーが引き起こすEC市場の混乱に立ち向かう! Shopifyパートナー・フラッグシップが提案する最新対策 9月29日 8:00 14か月で累計売上30億円超え。 韓国のネイルブランド「ohora」の急成長を支えたEC戦略とは 9月22日 8:00 生成AI検索が変える消費者の購買行動。UGC活用でサイト流入を最大化する 9月10日 8:00 ほしい商品が見つからないイライラを解消し、CVRを向上! 検索機能強化と顧客満足度アップを実現するBtoB-ECサイト改善のポイントとは? 9月9日 7:00