日本郵便がローソン店舗から荷物を配達、SGローソンへの「ゆうパック」配達の委託実験
今年7月末まで実験、相乗りで配送効率化が図れるかを判断
日本郵便は1月20日、世田谷郵便局の受持ちエリアの一部で、SGローソンに宅配便「ゆうパック」の配達を委託し、ローソンの店舗から荷物を配達する実験サービスを始めると発表した。
日本郵便とローソンは店頭で荷物を受け付けるなど提携関係にある。2015年6月からローソンとSGホールディングスが開始したコンビニを基点とした近隣への配送サービスに相乗りすることで、配送効率化を図れるかどうか実験する。
実験サービスは1月26日から7月末まで「ローソン駒沢公園通り店」で行う。近くの世田谷区駒沢4丁目に届ける「ゆうパック」の荷物をまとめてコンビニに配送。SGローソンの担当者が台車で個宅配送を行う。受け取る人が配達時に不在だった場合、コンビニで受け取ることもできるようにする。
SGローソンは2015年6月にローソンと佐川急便を傘下に持つSGホールディングスが共同出資で設立した会社。現在は世田谷区内の10店のローソンを拠点に、佐川急便の「飛脚宅配便」の荷物を配送するほか、店舗に注文があった飲料や食品を配達している。
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