中川 昌俊 2016/3/25 10:00

楽天は3月24日、満15歳から25歳の学生を対象に限定提供する有料会員プログラム「楽天学割」を始めた。年会費1780円(税込)で、「楽天市場」でお得にお買い物ができるクーポンを入手することができる。「楽天トラベル」「楽天モバイル」などグループの各サービスもお得に利用できるのが特徴。

若年層を取り込み、1人あたりのライフタイムバリューを向上、継続的な流通額拡大につなげていく。
 
日本国内の高等学校、大学や大学院、短期大学、専門学校、高等専門学校に在学する満15歳から満25歳までの学生が対象。会員登録後の6か月間は無料で特典が受けられる。

「楽天市場」の対象店舗で利用できる送料無料クーポンを年間24枚付与するほか、「楽天学割」限定のクーポンも発行する。「楽天ブックス」では対象商品の買い物がポイント10倍になるほか、「Rakuten Brand Avenue」で常時ポイント3倍となるなど、楽天グループのサービスに関連した会員限定の特典を用意する。

楽天は2014年12月から「楽天ヤング」として学生向けサービスを提供してきた(記事参照)。今回の本格展開にあたり、対象サービスを追加。提供するサービス内容も充実させた。

対象年齢も「楽天ヤング」の18~24歳から拡大した。なお、今回の「楽天学割」の提供開始にあわせて「楽天ヤング」は終了し、既存会員は「楽天学割」に自動的に移行するという。

楽天学割
担当編集者のコメント: 

「楽天学割」のメインのサービスは、年間24枚の送料無料クーポンの発行にあるだろう。

たとえば1店舗あたり500円の送料がかかる場合、4枚以上使えば元が取れてしまう。そう考えれば、「楽天学割」の利用メリットは大きいと考えられる。

対象店舗になるための手続きは「楽天ヤング」の手続きと同様。「楽天ヤング」が開始された際に執筆した記事に触れているので、参考にしてほしい。

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