中川 昌俊 2016/11/18 10:30

書籍、ゲームなどの買取販売サイト「ネットオフ」を運営するリネットジャパングループは11月15日、東証マザーズ市場に新規上場することを発表した。上場予定日は12月20日。上場により調達した資金で、サイトを改善し集客力を高めるとともに、外部依存コストの削減を図る。

上場に際し9万1000株の公募と3万9000株の自己株処分による公募、12万株の売り出し、上限3万7500株のオーバーアロットメントによる売り出しを実施する。主幹事葉SBI証券。公開価格決定日は12月9日。

リネットジャパングループは1998年にブックオフコーポレーションの起業家支援制度の第1号として創業。創業者の黒田武志社長がトヨタ自動車出身で、倉庫での在庫管理方法を「トヨタ生産方式」を手本にしたオペレーションと自社開発のシステムで効率化を図り、売上を伸ばしていった。現在は「ネットオフ」のほか、「小型家電リサイクル法」の認定事業者として家庭からパソコン・小型家電を宅配便で回収するサービス「リネット」を展開している。

2015年9月期の売上高は32億2628万円、経常利益は1億715万円、当期純利益は9580万円となっている。

ネットオフ
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