瀧川 正実 2016/11/24 9:30

オンワードホールディングスは11月22日、食品のECサイト「オンワード・マルシェ」をオープンした。食を通じて豊かなライフスタイルを提案するのが目的。

取り扱うのは「お酒」「お米」「調味料」「おかず・おつまみ」「スイーツ」「水・飲料」「器・キッチン用品」の7種類でスタート。取扱品目は3000品目。段階的にカテゴリを拡充していく予定

配送は生産者が直接発送する仕組みを採用。産地直送方式で「新鮮」「安心」を訴求する。

全国規模で抱える営業ネットワークを活用し、地域を知り尽くしたバイヤーが直接産地を訪問。生産者と交渉し、選りすぐった商品をラインアップする。また、現地訪問の際に商品を味わい、わかりやすくECサイトで紹介するという。

スタート時点は国内のみの発送だが、海外発送や海外の食材を日本の消費者に届けるグローバルECサイトへと進化させる予定。

アパレルのオンワードが食品のネット通販、産直方式で「新鮮」「安心」を訴求

食の通販サイトでアパレルとの相乗効果を狙う

オンワードホールディングスは2016年4月、ECを強化する方針を発表。120億円のネット通販売上(2016年2月期)を、2019年2月期までに3倍増となる360億円まで拡大させるとしている。

EC売上の内訳は国内が114億円、海外ECが6億円。2019年2月期までに国内の売り上げは310億円、海外を50億円規模まで拡大させる方針。EC化率は現在の4%から12%をめざす。

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