瀧川 正実 2017/2/17 6:00

2月16日の午前9時に法人向けとBtoC向けネット通販サービス「LOHACO」における東日本エリアの物流拠点「ASKUL Logi PARK 首都圏」(埼玉県入間郡三芳町)で火災が発生したが、アスクルは同日18時に注文の受付を再開した。

一部商品から近隣を中心とした他の物流センターからの出荷準備が整ったため。配送を再開する対象エリアは次の通り。

  • 北海道、青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、山梨県、神奈川県、東京都、新潟県、長野県、愛知県、静岡県

なお、商品配送のリードタイムは通常よりも1~2日ほど、延長するという。火災発生から同日18時まで、東日本エリアの注文は一時停止していた。

再開にあたり、「東日本エリアご注文可能商品」と題した特設ページを開設。飲料・食品、日用品・ビューティのジャンル商品の注文受付を再開している。

アスクルが「ロハコ」の注文受付を再開、他の物流施設からの配送体制を整備

「ロハコ」上で火災や配送再開について告知(画像は編集部がキャプチャ)

2月16日17時30分にアスクルは緊急記者会見を実施。物流センターはすでに1/3が焼損している状況を明らかにした(会見当時)。

「ASKUL Logi PARK 首都圏」は2013年7月末、最新鋭の物流拠点として稼働した物流センターで、地上3階建の国内最大級の物流倉庫。1階のダンボールが燃えているのをスタッフが発見し、通報した。

会見時点では、まだ鎮火していないため、損害の状況や焼損した商品などについて確認できていないとしたている。

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