Amazonの最大セール「プライムデー」が7/10からスタート【2016年の流通実績あり】
アマゾンジャパンは7月11日、「Amazon.co.jp」でAmazonプライム会員向けのセール企画「プライムデー」を開催する。今年で3回目。
7月10日(月)18時からスタートし、30時間にわたって数十万種類以上の商品を特別価格で販売。5分ごとに商品が登場するという。
2017年のプライムデー開催国は合計13か国(中国、インド、メキシコ、日本、アメリカ、イギリス、スペイン、イタリア、ドイツ、フランス、カナダ、ベルギー、オーストリア)。
2016年に実施した「プライムデー」では、全世界で販売事業者による出品商品の注文数は前年比べ約3倍。2017年の「プライムデー」に登場予定の数量限定タイムセールのうち、世界で約40%が販売事業者による出品商品という。
ネットショップ担当者フォーラムが連携している米国の大手EC専門メディア「インターネットリテイラー」では、次のように2016年のプライムデーの結果を試算している。
2016年に実施したアマゾンの「プライムデー」は、全世界で25億ドルの流通総額を記録。2015年の「プライムデー」における流通総額15億ドルから大幅増になりました。
アマゾンなどのマーケットプレイスで商品販売をする企業のサポートを手がけるチャネルアドバイザー社によると、アマゾンの2015年の総流通総額は2256億ドル。2016年の「プライムデー」は、アマゾンの総流通総額(2015年)の1.1%を1日で記録したことになります。
気になる日本のプライム会員の数は?
「プライムデー」はAmazonプライム会員向けセール企画。Amazonはプライム会員数を公開していないが、米国の調査会社Consumer Intelligence Research Partnersによると、米国のプライム会員数は2017年3月時点で8000万人を超えているという。
インプレスのシンクタンク部門であるインプレス総合研究所が発売した新産業調査レポート『動画配信ビジネス調査報告書2017』の調査結果によると、日本のAmazonプライム会員への加入率は10.9%だった(Webアンケートによって3万2005サンプルから得た調査結果)。
総務省が発表した「平成28年版 情報通信白書」による2015年末のインターネット利用者は1億46万人のため、単純換算では、ネット利用者のうち1000万人程度がAmazonプライム会員という計算になる(ネッ担編集部推計)。
『週刊東洋経済』とインターネットアンケート・サービス「NTTコム リサーチ」が共同で実施した「Amazonの利用に関する調査結果」によると、有料会員制度「Amazonプライム」の加入率はAmazon利用者の16.6%だった。