【Amazon調査】利用者の16%がプライム会員、買い物頻度「数か月に1回」が最多

Amazonの利用率は87%で、利用者の16%がプライム会員に登録している

渡部 和章

2017年6月23日 7:00

『週刊東洋経済』とインターネットアンケート・サービス「NTTコム リサーチ」が共同で実施した「Amazonの利用に関する調査結果」によると、有料会員制度「Amazonプライム」の加入率はAmazon利用者の16.6%だった。

プライム会員の加入率(回答対象:Amazon利用者)

プライム会員の加入率(回答対象:Amazon利用者)
出典は『週刊東洋経済』と「NTTコム リサーチ」共同調査

なお、加入率についての調査はインプレスのシンクタンク部門であるインプレス総合研究所も6月に実施。Webアンケートによって3万2005サンプルから得た調査結果によると、Amazonプライム会員への加入率は、ネット利用者の10.9%だった。

プライム会員が利用している会員特典は「配送特典」が89.7%で最も多い。

Amazonの利用頻度は「数か月に1回程度」が27.8%、「月に1回程度」は19.8%。「まったく利用しない」と回答した割合を除いた利用率は87.2%。

月1回以上の頻度でAmazonを利用している消費者の1か月あたりの購入金額は「3000円~5000円未満」が30.9%で最多。「1000円~3000円未満」もほぼ同率の29.6%だった。

Amazonの利用頻度(回答対象:全員)

Amazonの利用頻度(回答対象:全員)
出典は『週刊東洋経済』と「NTTコム リサーチ」共同調査

1か月の購入金額は、20代の男性や20~30代の女性は「1000円~3000円未満」が約40%を占めた。40代の女性は「3000円~5000円未満」が多く、50~60代の男性は「5000円~1万円未満」の割合が高いなど、年代や性別によって異なる傾向が表れたと指摘している。

Amazonでの1か月あたりの購入金額(回答対象:1か月に1回以上の利用者)

Amazonでの1か月あたりの購入金額(回答対象:1か月に1回以上の利用者)
出典は『週刊東洋経済』と「NTTコム リサーチ」共同調査

調査概要

  • 調査方法:「NTTコム リサーチ」の登録モニターを対象にアンケート調査を実施
  • 実施期間:2017年5月26日~5月31日
  • 有効回答数:1071人
この記事のキーワード

この記事をシェアしてほしいタヌ!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

企画広告も役立つ情報バッチリ! Sponsored

「声のする方に、進化する。」会社全体最適を目標とするワークマンの「補完型EC」 が実践する「レビューマーケティング3.0」とは? 12月17日 7:00 「所有から利用へ」の潮流をAIで勝ち抜く。事例で学ぶレンタル・リユースビジネスの成功法則とEC構築術 12月16日 7:00 「サムソナイト」「グレゴリー」のEC改善事例。CVR改善+購入完了率が最大45%増の成果をあげたアプローチとは 11月12日 7:00 スマホゲーム「モンスト」ファンがお得にアイテムを購入できる「モンストWebショップ」はなぜ「Amazon Pay」を選んだのか。導入効果+UI/UX向上に向けた取り組みを聞いた 10月30日 7:00 アンドエスティが「3Dセキュア2.0」の超効率的運用に成功したワケ。オーソリ承認率大幅改善、売上アップにつながった不正対策アプローチとは? 10月28日 7:00 EC業界で市場価値を最大化する――「全体を見渡せる人材」になるためのキャリア設計 10月27日 7:00 転売ヤーが引き起こすEC市場の混乱に立ち向かう! Shopifyパートナー・フラッグシップが提案する最新対策 9月29日 8:00 14か月で累計売上30億円超え。 韓国のネイルブランド「ohora」の急成長を支えたEC戦略とは 9月22日 8:00 生成AI検索が変える消費者の購買行動。UGC活用でサイト流入を最大化する 9月10日 8:00 ほしい商品が見つからないイライラを解消し、CVRを向上! 検索機能強化と顧客満足度アップを実現するBtoB-ECサイト改善のポイントとは? 9月9日 7:00