スタートトゥデイとヤマト運輸が連携、購入時に宅配ロッカーを選択可能に

商品の受取場所としてオープン型宅配ロッカー「PUDO」を選択できるようにした

渡部 和章

2017年8月25日 6:00

スタートトゥデイは8月23日、ファッション専門モール「ZOZOTOWN」の商品の受取場所として、ヤマト運輸グループが運営しているオープン型宅配ロッカー「PUDOステーション(PUDO)」を指定できるようにした。

「再配達を受け取るのが面倒」「商品をロッカーで受け取れるようにしてほしい」という顧客の要望を受け、受取場所の選択肢に「PUDO」を追加した。

「ZOZOTOWN」の会員が注文手続きを行うと、「お届け先」の欄に「PUDO」が表示され、配送先のロッカーを指定できる。ロッカーに商品が納品されると、ロッカーの解鍵パスワードが記載された「納品完了メール」が会員に届く仕組み。

現在、「ZOZOTOWN」のゲストユーザー(非会員)は「PUDO」を選択できない。

「PUDO」は、ヤマト運輸や佐川急便など、複数の宅配会社が共同で利用するオープン型宅配ロッカー。ヤマト運輸と仏ネオポストシッピングによる合弁会社、パックシティジャパンがロッカーを運営している。

2016年5月から駅やコインパーキングなどに設置を進めており、2018年3月までに首都圏を中心に約3000か所に増やす計画だ。

スタートトゥデイとヤマト運輸によると、商品の注文時に「PUDO」を選択できるようにしたのはEC業界初。

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