瀧川 正実 2017/8/30 10:00

プロロジスは9月、人口知能(AI)を使った物流ロボットが稼働する物流倉庫の内覧会を実施する。EC事業者を対象としており、ネッ担読者限定で10社枠を用意している。

内覧会は、プロロジスの倉庫を活用し通販のフルフィルメント支援を手がけるアッカ・インターナショナルの物流現場。

プロロジスとアッカは7月、物流分野における次世代技術の活用に関する基本合意を締結。プロロジスの賃貸用物流施設「プロロジスパーク千葉ニュータウン」において、ロボットを活用した物流業務がスタートした。

最初のクライアントはドイツの靴メーカーBirkenstock(ビルケンシュトック)ジャパン社。

アッカが導入したのは、中国EC大手のアリババグループも採用しているギークプラス社の物流ロボット。日本で初めて採用したという。

アッカ・インターナショナルは人口知能(AI)を使った物流ロボットを倉庫に導入

アッカが導入したギークプラス社の物流ロボット

アッカ社によると、入荷後の商品保管作業やピッキング作業などの効率は人力と比べて6倍以上に向上するとしている。人力では1時間あたり最大50点ほどだったピッキング数は、ロドットの導入により300点以上に増える見通し。

AI物流ロボットは物流会社のプロロジスが運営する賃貸用物流施設「プロロジスパーク千葉ニュータウン」で稼働

AI物流ロボットが稼働する現場

内覧会概要

  • 開催日:9月6日、7日、8日の3日間。時間帯は10時~、もしくは13時~
  • 対象:EC事業者
  • 場所:プロロジスパーク千葉ニュータウン(千葉県印西市泉野1-2)
  • 申込方法:メールでの連絡(pldnews@prologis.co.jp *社名・部署名・氏名・役職・連絡先・メールアドレス・希望日時・参加人数・来場方法を記入)。もしくは、PDF(PDFがダウンロードされます)をダウンロードしFAXから申し込む
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