楽天、農業振興で広島県神石高原町と連携。後継者育成などを支援
農業活性化を目的としたウェブサービス「Rakuten Ragri(ラグリ)」を活用して新規就農者の育成などを推進
楽天は9月11日、広島県神石高原町と農業振興に関する連携協定を締結したと発表した。
農業活性化を目的としたWebサービス「Rakuten Ragri(ラグリ)」を活用し、新規就農者の育成や、地元農家の承継などを支援する。
「Rakuten Ragri」が地方自治体と連携協定を締結するのは初めて。
「Rakuten Ragri」は、農家と消費者がコミュニケーションを図るプラットフォーム「Ragriコネクト」、農家に契約栽培を依頼できる「Ragri CSA」、農家が後継者を募集する「Ragriブリッジ」、新規就農者の募集やスタートアップ支援を行う「Ragriリクルート」、産地直送のオンラインショップ「Ragri楽天市場店」などを提供している。
楽天は以下の6項目で広島県神石高原町と連携する。
- 新規就農者支援施策、インキュベーションファームの設置に関する事項
- 農業承継支援施策、農家ブリッジプロジェクト実施に関する事項
- 農作物加工事業における農業の6次化推進に関する事項
- 農業者のIT活用支援に関する事項
- 学校、児童施設と連携した食育に関する事項
- その他、農業振興で町内の地域活性化に関する事項
神石高原町は過疎化や高齢化の進行により、農業の担い手の育成や、農地の活用が大きな課題になっているという。
楽天と神石高原町は今後、「Ragri」のサービスと機能を活用し、農家の担い手不足と農地活用の課題解決に共に取り組む。
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