自社配送で物流問題に対応、家具のEC会社が1都3県で展開
配送費の高騰などが課題となるなか、独自の物流センターを設けることで配送サービスの品質向上を図る
オフィス家具のECサイト「Kagg.jp」を運営する47インキュベーションは9月14日、東京都板橋区内に新たに物流センターを設け、一都三県で自社配送を開始した。
配送会社配送費高騰などが課題となるなか、物流を一部内製化して高付加価値のサービスを提供する。
これまで路線便を使ったメーカー直送のみだった。メーカー直送は、曜日指定や時間帯指定の条件がメーカーごとに異なるほか、納期はメーカーの在庫状況によって変わる。
47インキュベーションは東京都板橋区に物流センターを設け、関東エリアにて自社配送サービスを展開。配送費高騰や再配送など、物流業界全体の問題がクローズアップされるなか、消費者への高付加価値のサービスを提供するために一部地域の自社配送に踏み切った。
自社配送を行うことで、顧客の要望に応じた、より柔軟な配送サービスをめざす。
自社配送の対象地域は東京都と神奈川県、千葉県、埼玉県。対象商品は「Kagg.jpオリジナルオフィスデスク」と「Kagg.jpオリジナルミーティングテーブル」。自社配送の対象地域や商品は順次拡大する予定。
「Kagg.jp」の取扱商品数は35万品目以上。送料は無料で配送するほか、組立・設置サービスなども提供している。
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